帰国しました
2ヵ月のインドを終え、日本に帰国しました。
更新が出きるのではと思っていましたが、考えることがたくさんありすぎて、また、考える時間を大切にしようと思い、できませんでした。
インド生活で学んだこと、ベトナムとカンボジアを周った1週間をうまく言葉にはできないかもしれませんが、少しずつ、マイペースにシェアしたいと思います。
まずは、私がShrikali(シュリカリ)のヨガに出会うまでと、昨年のインド生活についてを簡単に。
ヨガを始めたのは20歳のころで、もともとカラダが柔らかく、そのころの職業からヨガにふれる機会が多くあったので始めました。
だんだんと「本物のヨガって何だろう?」という疑問から情報を集め始め、たくさんのヨガスクールへ見学へいき、たくさんのヨガを受けました。
せっかく学ぶならと、「本物のヨガ」を日本でうたっているところへ1年間通いました。
その1年後にさらにヨガを学びたいと調べている中、縁があり、インドのShrikali Ashram(シュリカリアシュラム)へ行ったお友達のお友達に出会い、詳細を聞きましたが、いつか行ってみたいとその時は思うだけでした。
その数か月後、「インドに行く」決意をし、2017年5月にインドへ1ヵ月行くことになりました。
シュリカリのヨガは日本では受けたことがなかったので、まったく分からない状態でインドへ行くという決意をしましたが、自分の無意識から「ここだ」と気づいたんだと思います。
世界中から学びに来ている方々とのアシュラム生活が始まりました。
レクチャーやアーサナのクラスを受けてすぐに分かりました。
自分の知りたかった知恵がここにある。
現代的な、「1+1=2」のような直線的な学びとは違い、伝統的な学び方にも苦戦しながらも楽しく学んだ1ヵ月でした。
シュリカリヨガとは、ヴェーダの中のTantra(タントラ)の中のKaula(カウラ)流派です。
密教哲学に基づいた流派で、完成されたもの。正当で、欠けているものがなく、知恵の全てが詰まっています。
難しく言いましたが、「本当の自分として生きていく」ということです。
ヨガって本来的には本当の自分として生きるためのツールです。
なので、おしゃれなヨガウェアやいい感じの音楽、アロマや鏡は必要ないんです。
じゃあヨガって何?と言われても、壮大すぎて回答が難しいです。
ヨガとは、本当の人生を生きること。
自由の科学。
忍耐の科学。
自己を養うもの。
無意識から行うもの。
・・・・・・
昨年の1ヵ月は、特に「自分自身」について考えさせられました。
私は本当の自分として生きているのだろうか。
友人や家族など、相手に対して、本当の自分で接していたのだろうか。
人の評価だったり、自分が思っていることを口に出さずにまず人の意見を聞き、きっとこう言ったらこう思うだろうからこう言おう、など自分の中のいらない考え方のクセがが自分にあることに気づくことが出来ました。
さらに、本当の自分として素直に1ヵ月間、接することが出来ていたと最終日に気づき、それで良いんだと、本当の自分を受け入れられていることに気づきました。
それが大切な経験となり、日本へ帰ってからも以前よりは素直な自分で人と接することが出来ていると感じています。
ただ、25年間のクセは1ヵ月で完璧に落とすことが出来るものではないので、自分の中のいらないクセに気が付くたびに、忍耐強く、落としていこうと思っています。
学び始めて1年が経ちましたが、自分に強さを持って、素直に人と接することが受け入れられていることを感じていて、それが経験となっています。
ヨガのクラスでは、「教えている」わけではなく、「経験をシェア」しています。
日本だけに限らず、世界中で同じように苦しかったり、つらいと感じている方に「本当の自己を表現すること」「素直な自分で生きること」の大切さを知ってもらいたいという思いでシェアさせていただいています。
まだまだ、学びの途中ではありますが、私にとって大切な経験をシェアすることが出来ることに感謝しています。
また、思うこと、伝えたいことがたくさんありすぎて、うまく言葉にできませんが、シェアする場を今後も作りたいと思っていますので、引き続き、よろしくお願いします。
↑最後のプジャの様子。